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ドメインとサーバーを自社で管理するための確認項目

ドメインとサーバーの自社管理で大切なのは、すべてを自分で操作することではなく、契約名義・支払い・連絡先・管理権限・引き継ぎ先を把握することです。制作会社へ任せる範囲と社内に残す情報を整理します。

Webサイトの制作や保守を外部へ任せても、ドメインとサーバーの契約状況は自社で把握しておくことが大切です。ここでいう自社管理は、設定をすべて自分で操作することではありません。誰の名義で契約し、誰が支払い、どの連絡先へ更新通知が届き、業者や担当者が変わったときに引き継げるかを説明できる状態にすることです。

3行で分かる要点

  • ドメインはWebサイトの住所、サーバーはWebサイトのデータを置く場所で、契約先や更新時期が別の場合があります。
  • 制作会社へ運用を任せる場合も、契約者、支払方法、登録メール、管理画面、緊急連絡先を自社側で把握します。
  • パスワードを一覧表へ直接書かず、権限の渡し方と退職・業者変更時の回収手順まで決めておきます。

ドメインとサーバーは役割が違います

ドメインは「example.jp」のようなWeb上の住所です。ICANNは、ドメインを登録した個人または組織を登録者とし、登録後はレジストラと呼ばれる登録事業者を通じて更新や移管などを管理すると説明しています。

サーバーは、Webサイトの文章、画像、WordPressなどを動かす場所です。WordPress公式も、Webサイトを公開するにはWebサーバーが必要で、ホスティング事業者によってバックアップや更新支援などの内容が異なると案内しています。ドメインとサーバーを同じ会社で申し込んでいても、契約・権限・更新日の確認項目は分けて考えます。

項目ドメインサーバー
主な役割Webサイトの住所Webサイトやメールのデータを置く場所
止まる主な原因更新忘れ、支払い失敗、登録情報の不備契約終了、容量超過、障害、設定変更
把握したい情報登録事業者、契約者、期限、自動更新提供会社、プラン、契約者、管理画面、バックアップ

自社側で把握したい5つの情報

  1. 契約者とアカウント
    法人なら法人または継続して管理できる責任者、個人事業なら事業主が契約状況を確認できるようにします。制作担当者個人だけが契約者になっていないかも確認します。
  2. 更新通知を受けるメールアドレス
    退職者の個人メールや使われていないアドレスだけに通知が届く状態を避けます。少なくとも自社側で定期的に確認できる宛先を含めます。
  3. 支払方法と更新日
    自動更新でも、カード期限切れや請求失敗は起こります。ドメインの有効期限、サーバーの請求周期、請求書の保管先を記録します。
  4. 管理権限と本人確認の方法
    管理画面URL、アカウント名、二段階認証の担当者、復旧用連絡先を整理します。パスワードは平文の表へ書かず、事業用のパスワード管理方法で共有します。
  5. 変更時の連絡先と戻し方
    DNS、メール、WordPressの移行は互いに影響する場合があります。誰が作業し、どこまでバックアップし、問題時にどこへ戻すかを変更前に決めます。

制作会社へ任せても、契約を見える状態にする

制作会社が初期設定や日常保守を担当すること自体は問題ではありません。困るのは、契約先や名義が分からず、担当者へ連絡できないと何も変更できない状態です。外注する作業と、自社が保持する情報を分けておくと、専門知識がなくても継続性を確保できます。

自社で保持する制作会社へ任せられる一緒に決める
契約者、支払、通知先、最終責任者初期設定、更新、バックアップ、技術調査権限範囲、保守内容、緊急時の連絡順
管理画面へ到達できる手段DNSやWordPressの具体的な設定変更手順、承認者、復旧方法

引き継げる状態にする3ステップ

  1. 現在の契約を棚卸しする
    ドメイン、サーバー、メール、WordPressについて、サービス名、契約者、更新日、通知先、管理画面を一枚に整理します。
  2. 担当と承認範囲を決める
    設定作業をする人、本番変更を承認する人、支払いを確認する人を分けます。小さな組織で同じ人が兼ねても、役割として書き分けます。
  3. 年1回と変更時に見直す
    担当者の異動・退職、制作会社の変更、カード更新、サーバー移転の前後に、権限と連絡先を再確認します。

よくある質問

制作会社が取得したドメインは、すぐ移管すべきですか?

契約名義、利用規約、更新状況、移管条件を先に確認します。急な変更はWebサイトやメールへ影響することがあるため、現担当と新担当で手順と実施日を合わせて進めます。

管理画面の操作が分からなくても自社管理できますか?

操作を外部へ任せても構いません。自社側では、契約内容を確認できること、必要時に正規の方法で権限を渡せること、支払いと更新通知を見落とさないことを優先します。

何から確認すればよいか分かりません

請求書、登録完了メール、現在のWebサイトURLから契約先を整理できます。GreenCodingでは、現在分かる情報からドメイン・サーバー・WordPressの状態を整理し、制作や引き継ぎに必要な項目を一緒に確認します。詳しくは地域の事業者様向けWebサイト制作をご覧ください。

公式情報

最終確認日: 2026年9月3日。契約名義、更新、移管、復旧の条件は利用中の登録事業者・ホスティング事業者によって異なるため、実際の契約画面と利用規約も確認してください。

何を載せるか決まっていなくても、
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